仕事の専門性の継承問題、
最近、自分が携わって来た仕事、石油の貿易について、石油各社担当も、産油国の担当も、大きく欠落している知識の部分が大いに心配になることがありました。
国際的な油濁条約の義務、無過失でも世界の油濁事故補償について、条約締結国で、受け取った輸入者がその量に応じて拠出金を払う制度。
もうひとつは、どこの国にもある国内内航船業界を保護する制度、国際的な大船会社の国内転送事業への参入を禁止する制度。
最近、産油国が日本の石油基地(沖縄や喜入)に備蓄する時、油濁条約の拠出金の支払いを理解するのに時間を要した。
また、沖縄や喜入から原油を払い出すのに大きなオーシャンタンカーで払い出すこのは内航業法違反になるからその、例外適用の申請をしないと大型船での転送ができないこと。
とにかく、産油国も、日本の石油会社の担当の無知振りにも、驚いた。仕事が引き継がれていないのは、昨今の風潮かもしれない、