戦争を終わらせる施策のひとつが国家、
戦乱の17世紀の英国の哲学者 トーマス ホッブスの思想をあらためて知った。
自然状態に於いては、自分の生命を守るために他者を攻撃する権利(自然権)がある。
その自然状態の残忍な闘争を防ぐために、暴力を使う権利を政治権力(国家)に委ねて、国民と国家の社会契約が成立する。
国家は決して軽視するものではない。
国家があっても戦争はあるが、国家がない状態は、更に悲惨な残忍な世界になってしまう。
パレスチナ、ウイグル、クルドなど見ればわかる。
国家は、大事にしなければ、ジヤングルに放り込まれるようなものだと想う。
パレスチナにも早い国家成立を祈る。