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正岡子規の短歌会に参加していた長塚節(ながつかたかし)の短歌に、私の心は立ち止まり、大きな郷愁に浸った。
「たらちねの 母がつりたる青蚊帳を すがしと いねつ たるみたれども」
何十年も忘れていた、子供時代に見た青い蚊帳が、瞬間に浮かび、大きな波にさらわれるように心が奪われた。
長塚節は、母がつった青蚊帳の中で、 爽やかで気持ちがいいなぁっと想いながら寝たことを描写していた。
活き活きとした、人生のシーンのスナップ写真。
June 13, 2023 in 心と体, in 日記・コラム・つぶやき, in 文化・芸術, in 人生, in ギャグ・ユーモア | Permalink Tweet