妹と二人で聴くジャズライブ、小田原
昨日は、2歳下の妹と、何十年振りかと感慨に耽りながら、小田原お堀端コンベンションホールで、ジャズライブのひとときを過ごした。メンバーは、大ベテランのリジエント級のジャズ演奏家達。譜面無しで、盛り上がる圧巻のジャズ演奏。
幼児の時から、よく遊んでいた妹、最近、初期の認知を、本人からも告白され、家族からも、メモを沢山持たされての、小田原駅前での、待ち合わせだった。
だから、会話は、今までと違って、時折、用心気味の会話を心掛けた。
ひまわりや、いそしぎ、黒いオルフェ、ヴオーカルの鈴木史子さんの、歌声は、会場でぜひCDを買いたいと想った。昨日、妹と二人で聴いたジャズの想い出だから。
長い、それぞれの苦難の人生を経て、二人並んで聴くジャズだった。そんな感慨が私にはあった。
最後、アンコールは、「A列車で行こう」だった。いいなぁ。お互いに、妹が先か、私が先か? 人生も、アンコールに応えて、「A列車で行こう」のメロディで、締めくくる日のことも、微笑ましく想った。
幼い頃から、よく遊んだ妹、人生のシーンを想い出しながら聴く、人生のジャズのメロディ。