母とデパ地下の話に涙、川西友さん(元ボクサー)
昨日、思いがけない機会に、川西友さん(元ボクサー36才?)の話を聴いて、彼のやっとできるようになった親孝行と、静かな日常の幸せに、私の心は感動に震えた。
とても貧しい家庭に育った川西さんは、ボクサーになった。東洋スーパーフライ級チャンピオンにもなった川西さん。28才で引退後、色んな仕事をしたが、余裕がなくて、親には、何もしてあげる余裕もなくて、心もイライラしていた。その中で6年前に出会った全国福利厚生共済会との縁で、今では、大企業の役員並みの永続収入を得る立場まで、人生が好転した。大社会貢献事業をしてるからこそ、これだけのエネルギーの開放が出来たのだと想う。
お母さんには、何でも買ってやるよと言っても、何も要らないとニコニコ笑っているばかり。好きなデパ地下に行っても、色々見るばかりで、欲しいと言わない母の横顔をじっと見る。今まで、我慢して、我慢して、私を育てて来た母が、今、浮かんでくる。どうしても何か買うように勧めると、ラスクが買いたいと指指したと云う。母と子が、穏やかな幸せの日常に、デパ地下のラスクコーナーの列に並んだと云う。
私の心は、そのお母さんが、愛おしくて、号泣したいほどだった。
後でインターネットで、川西友、ボクサーと調べてみると、川西友子の云うボクサーが、沢山記事が出ていた。
講演の後、彼は直ぐ、会場を後にしていたから、名刺交換もできなかった。
ぜひ、また、親孝行の日々の話をも聴きたいと想った。