サウジの政策ミスか、中東激変の恐れ、
昨日の米国の新たなサウジ政策が報道された。
サウジの反米的石油政策に、堪忍袋の緒が切れる切れた米国は、武器輸出の一時凍結を決めた。
アメリカがサウジの石油を大事にする以上にサウジは、アメリカの武器輸出が無けれは立ち行かない。
イエメンの内戦関与、イランとの紛争、サウジは周辺諸国に火薬庫を抱える弱さがある。
今回のサウジは、どんな弁解をしても、大減産を発表して、アメリカの逆鱗に触れてしまった。
事実上、サウジの今回の大減産は実行出来ないと想う。
ということは、原油価格は、供給サイドからは下落見通しとなる。世界のインフレ対策には、好い方向であるが、今後、中東地域の不安定化が激しくなれば、好い方向ばかりとは言っていられない。