子供時代に妹と一緒に、父から聴いた寝物語り、
子供時代、父親から、寝床で、妹と一緒に、時々、寝物語りを聴いた。
「カラス天狗のはなし」、村の祭りの音、「ピュルひゅーる るーる ドンドン、🎶」、
たわいもない、村の祭りや、山の天狗の話、それでも、日本昔ばなしのような情景が、メルヘンが、いっぱいに広がって、楽しい時間だった。
そして、父はいつも仕事で疲れて、子供達より早く、寝落ちしてしまった。いつも、父を揺り起こして、「それから、どうした?」「それから、どうした?」と聞いても、話はいつも尻切れトンボで終わった。
そして、いつしか、物語を自分で、創作出来るようになり、子供時代は通り過ぎて行った。
「法」(真理)も、同じように、仏陀やキリスト、孔子、道元禅師から聴く「寝物語り」かと想ったりもした。
後は、自分で物語を作って行く。
大自然は、何ひとつ言葉を喋っていない。