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私が高校1年生の時、私が部屋に「山村暮鳥」の詩を飾っいたら、母が見て痛く感激していた。
「しっかりしろ、人間の強さに生きろ、苦しいか、苦しめ。それが我々を立派にする。倒れる時が来たら微笑んで倒れろ、一切をありのままにじっと見つめて、大木のように倒れろ、息絶えても否と云え。頑固であれ。それでこそ人間だ。」
満州から引き揚げて来た母の人生を、何か鼓舞する詩であったのだろう。息子の私に、私の子だなぁと思ったのかもしれない。
July 22, 2021 in 人生 | Permalink Tweet