日本の石油備蓄約240日分、うち産油国共同備蓄約10日分、
日本では、約10年前からサウジアラビアやアラブ首長国連邦所有の原油が各4日分ずつくらい沖縄や鹿児島県の喜入基地に蔵置されている。
最近、新たにクウェート政府所有の原油も、喜入基地に蔵置することが決まり、産油国所有の原油が日本には約10日分蔵置されていることになる。その分、日本独自のコストによる原油備蓄分を減らすことができる。
日本全体では、国家備蓄と民間石油会社の備蓄合わせて、約240日分くらいの備蓄がある。
アラブの石油会社で働く私にとっては、今回の産油国共同備蓄の増強は、最近の大きな出来事であった。