改革を信じない、霊性(徳)の向上を信じる、
世間で起こる色々な出来事、賛否両論が戦われる様々な時事問題。
そんな時に、私はスワミ・ヴィヴェカナンダの言葉を想い出す。
「私は改革を信じない。霊性の向上を信じる」、霊性(れいせい)とは、「徳」のようなもだと聞いた。
例えば、内閣と学術会議の今回の問題も、制度や法の問題ではない。どちらの側にも「徳」があるか否か?、の問題。内閣側の横暴があるか?学術会議側の横暴があるか?、双方に胸に手を当てて考えてもらいたい。制度で白黒付ける問題ではないと気付く。それが哲学することの素晴らしさだと想う。