孤児院の園長、田内基(ユン・ギ)さん、「心の時代」
今朝の心の時代は、韓国で孤児院を経営されている田内基(ユン・ギ)さんだった。彼の母は、田内千鶴子さん、日本人で、戦争が終わった時、韓国人が日本人を攻撃して回った時、孤児院に押し寄せた韓国人から、子供達が、田内千鶴子さんの周りに輪を作って、守ってくれたと云う。
田内千鶴子さんは、韓国の孤児達と韓国語で暮らした人生であったが、亡くなる時、日本語で「梅干しが食べたい」と云ったと云う。
韓国で韓国人だと思い込んで生きて来た田内基さんが、日本の戸籍だと知り悩んだ時、信頼する先輩が、「今一番孤独なのは、お母さんだよ」と教えてくれたと云う。
田内基さんは、お母さんの夢の実現の人生を歩んでいる。
「孤児達を残して死ねない」、田内基さんは、今も奮闘している。