1992年アラブ首長国連邦から帰任の頃、
1989年夏~1992年6月まで、1990年8月のイラクのクウェート侵攻の時期も含んで、 3年間、私はアラブ首長国連邦アブダビにいた。
1992年の帰任の時は、アブダビを離れるのが辛かった。
今、私が勤務するアラブの石油会社の駐在員が来年の夏頃までには本国への帰任の予定で、 彼の話を聴いていると、彼の日本への想い、去りがたい気持ちを察する。
帰国後、それなりに管理職の仕事への意欲もあるが、海外の駐在地の素晴らしい想い出は、名残惜しい。
丁度、私が感じた気持ちを、今一緒に働くアラブの駐在員が感じている。
当時の私を見るように、私は彼を見る。
人生の様々な縁を、感じながら、2020年の夏も終ようとしている。