トランプ大統領のOPECとロシアの減産に応援の驚き、
毎日、エネルギー市場を注目すると、最近のOPEC緊急会合に対するアメリカのサポートが本気であることがわかる。
減産に合意をまだしていない非OPECのメキシコに対して、アメリカが、支援を申し出た動きが今朝のニュース。
アメリカは、反トラスト法で自国内の石油掘削業者に減産を義務付けられないが、何らかのOPECに対応するアメリカの減産も模索している。
一方で、トランプ大統領は、サウジ外交では、増産でもしたら米軍の引き上げもちらつかせたり、サウジ原油の禁輸措置もちらつかせたり、政治的な圧力も行っている。
トランプ大統領やプーチン大統領が本気出して、暴落した原油価格を適正レベルまで戻そうとしている。原油が上がり過ぎたら困るが、原油の適正レベルは、世界経済の基礎を揺るがす事態だから。
コロナウィルス危機の進展を見極めながら、原油市況の動向を見る日々。