コーヒーカップの遊具、娘との想い出の力
昨日は、立川の鍼灸院に行く時、立川モノレールから見る武蔵野の光景を味わった。文学好きだった母が、姉の看病に上京して、数週間東村山に滞在した時、感慨深く「武蔵野」を味わっていた。国木田独歩の「武蔵野」を想い、私にも、話してくれた。
鍼灸院の後、近くのららぽーとのレストランで昼食を取ると、母と幼児の女の子のテーブルの光景が和んだ。お母さんと女の子は、あっち向けホイをして、ケラケラと笑っていた。お母さんは、よそ見している女の子のホッペにブチュ。
私は、幼児の娘と二人で向ヶ丘遊園に行った時の、忘れえぬ光景を想い出していた。グルグル回るコーヒーカップの遊具に二人で乗って、ケラケラケラケラと笑ってはしゃいでいた。もう一度、あのコーヒーカップに乗りたいと、想っている間に、アラブに家族で赴任してしまって、一回だけの想い出になった。
そんな、娘と二人で乗った向ヶ丘遊園のグルグル回るコーヒーカップ、今も、私の人生の宝。