旅で得た宝物の話、渡辺浩一さんの人生、
今回の短い週末の新潟への旅の時、アンリ神父から、神父が感動したある身障者の渡辺浩一さんの話を聴いた。神父は長年、身障者の方々と共同生活をして来たが、筋ジストロフィーで車椅子の故・渡辺浩一さんの話だった。
彼は、福祉のお金を受け取らず、車椅子で街に出て、行商をして生計を立てて、神父を驚かせたと云う。彼の生き方、街で行商をする姿が、どれほど神父を感動させていたか、私も感動した。渡辺浩一さんの部屋は、鍵もかけず、誰でも出入りでき冷蔵庫のものも、誰でも飲めたと云う。無一物無尽蔵の生き方と想った。
私が2017年に新潟で、順教尼の自主映画会をした時、見に来てくれたアンリ神父は、渡辺浩一さんを想い出したと語ってくれた。今年のクリスマスは、渡辺浩一さんのエピソードの贈り物が届いた。
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