禍福一如、因果一如、自他一如、
「禍福一如」は、「順教尼」の映画の中で印象に残った言葉。幸せも不幸も表裏一体のものを教えている。幸せの条件も、不幸の条件も、突き詰めて行くと定まったものはない。自分が決めていることに気付く。
「因果一如」の門開け、とは白隠禅師の坐禅和讃の中にある。過去も未来も無い「瞬間瞬間の永遠性」を、前後裁断された永遠性を想う。年をとる感覚が消えてしまう。
「自他一如」は、「一即一切、一切即一」の境地。観察する対象はない。森羅万象の参加者。森羅万象との一体化は、即ち「神」。
これらの言葉は、人生の航海を導く灯台の灯り。
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