平凡な日常の永遠性、2019年の年賀状を考えながら
道元禅師は、薪が灰になるのではない。薪には薪の法位があり、灰には灰の法位があると説いた。夏が秋になるのではない、秋が冬になるのではないと云う。季節に優劣も無い。因果必然は俗体の話。
白隠禅師は、「因果一如の門開け」と説いた。
それぞれの中の永遠性の輝きを想う。
大晦日が正月になるのではない。と云う気持ちで、正月を味わってみる。正月と普通の日の区別、優劣はないことに気づく。毎日が正月の気分の新鮮さを想う。平凡な日常の永遠性に行き着く。
それぞれの年齢の持つ永遠性を考えながら、2019年。
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