「薔薇の名前」、今朝の100分で名著
今朝の「100分で名著」は、「薔薇の名前」(ウンベルト・エーコ)と云う作品だった。記号論の研究者から48才にして書いたミステリー小説に、学問的な刺激やユーモアなども散りばめた文学史上の問題作で、世界で5500万部も読まれたと云う。中世ヨーロッパの修道院の中の殺人事件をめぐるミステリー小説と云う。
「笑いは知の限界を暴く」と副題が私の興味をそそる。
彼が小説を書いた理由は、「理論化できないことは、物語らなけばならない。」
「世界は、1巻の書物のように、我々に語りかけている。」
中世のヨーロッパでは、笑いは、不謹慎と見られていた風潮があったと云う。
アリストテレスの「詩学」の一部は「悲劇」、謎とされている二部は「喜劇」?ではないかと言われている。
今日は、そこまでで、次回を見てみないと、まだ私に全貌が見えない。それでも、興味をそそる。
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