弟と会食、母の満州時代の句をメモする
昨日の朝、東京に単身赴任中の弟からメールで、急な会食の誘い。
スケジュールを調整して弟と付き合った。
終業後、御成門で待ち合わせて、田舎者の弟に東京ドームの都市対抗野球を見せて、その後、田町の銭湯を改造したユニークな居酒屋で一杯。
弟とは、ふざけた兄弟の話ばかりではない。
田町駅への帰り道、弟から聴いた母が満州で詠んだ歌をフルにメモした。。
「今日こそは死なむと想い、不図見れば、ラジオに合わせ踊る幼子」。青酸カリを忍ばせて暮らした収容所生活の句。幼子はその後、栄誉失調で死亡。
「盗みたる青菜に塩をまぶしたる、何処で食べんと胸が高鳴る」、逃避行の日々を歌う。
私は知らなかった母の満州時代の歌の衝撃。そう云えば、今日は母の命日。
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