縄文笛の調べ、藤沢駅近くの歩道にて、
昨日、藤沢駅から江ノ電に向かう歩道に、素朴な笛のメロディが聞こえて来た。
聞こえて来たのはフルートだったが、粘土を焼いて作った土笛(縄文笛)の奏者、柴田毅さんの奏でる調べだった。視覚障害のある縄文笛さんは、土笛の調べに生きる光明を見いだしたと云う。
彼は、老人ホームや保育園、遺跡や博物館で土笛の演奏活動をしているのだと云う。
彼の奏でる調べに暫く足を止め、道路の縁に座って、彼の奏でる世界に浸った。
私も、自分の部屋で、静かな土笛の音を聴いてみたく、彼のCDを求めた。
どこからともなく流れて来る笛の音に、足を止め、安らぎを感じた日。
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