インパール作戦で部下800名を救った水上少将の自決、
数日前に、TVでインパール作戦の遺族達の放送が、心から離れない。
インパール作戦で2000名の兵士を率いた水上少将は、戦死者が続出する苦戦の中、残り800名で、ミートキーナと云う拠点を死守せよと命令が下った。ミートキーナは、もはや全滅の見込みの中、水上少将は、命令に背き、800名の部下達を退却させて、自らは、自決したと云う。
インパール作戦の生き残りの兵士の子供さんが、最近、亡くなった父親の遺品の中に、「水上少将自決」と硬い紙に書かれた位牌のようなメモを見つけた。意味は、分からないままだったが、最近、水上少将の遺族への取材で、浮かび上がって来た歴史の真相。
水上少将の自決で生存できた人達がいた。
当時の水上少将の苦悶、覚悟が迫って来る。
水上少将の自決前数ヶ月、家族に送られて来た写真は、穏やかな表情の写真だった。
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