新宿、静かな会食の会、思いがけない学び、
昨日の会食での小さな驚き、友人有志4人との落ち着いた会話の中での学び。
私が、良寛和尚の句「盗人に取り残されし窓の月」に感動した話をしたら、古今著聞集(鎌倉時代の説話集)に、盗人が盗んで逃げる途中で落として行った着物を、探して届けた話が書かれていることを聴いた。すごい話だと驚いた。
医師の先輩からは、熱っぽい医療現場の話。胃ろうも、好い治療療養の方法であることを聴いた。
私が、「おしん」はイランでは、大人気と云う話を紹介したら、東南アジアを何度か旅してきた友人からは、ヴェトナムではメイドさんのことを「おしん」と云うことを聴いた。「おしん」が固有名詞になる浸透ぶりにも驚いた。
たまには、こんな静かな語らいも好い。小さな驚きを感じながら、美味しい酒だった。
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