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October 31, 2017

定食屋のおばちゃん達に法話、

先日の雨の日、会社帰り地元の商店街の定食屋さんでお酒と定食を食べた時、他にお客さんもいなく、おばちゃんが私が以前、坐禅をしていることを聞いて、私に坐禅のことを教えて下さいと云った。

私は、坐禅で住職から学んで来たことの要点を、さらさらさらと話始めた。「晴れて好し曇りても好し富士の山」、「春は花・夏ホトトギス・秋は月」、「雨の一粒一粒も落ちるべき所に落ちる」、「無功徳に働く、結果は神のもの」など。

店の中年のおばちゃんふたりの、熱心に聴きいる様子は心地よい手応えだった。

何か、おばちゃん達の人生観に、訴えるものがあったのだろう。

他のお客さんが入ってくるまでの約30分くらいの間の出来事。

私が、思い掛けずにも、定食屋さんで行った辻説法。何か大きな満足感を味わった。

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October 30, 2017

秩父田舎歌舞伎、人形芝居、

昨日は雨でも秩父萩平の農村歌舞伎はあると確かめて、初めて現地の田舎歌舞伎を見に秩父へ出かけた。

会場は藁葺き屋根の家の舞台、舞台の前の会場はにわか仕立てのビニールの屋根が作られていた。100人くらいの席は、雨のせいかいくつか空いていた。

舞台の下には、大根や野菜の奉納の段ボール、それぞれの奉納者の名前が書かれていた。

子供歌舞伎で、「白波五人男」、歌舞伎らしい見栄をきる子供達の演技に、会場大声援。

午後は、横瀬町民会館で、秩父人形芝居で「八百屋お七」、秩父伝統芸能の人形芝居にも、秩父の文化遺産の豊かさに驚き。

夕方は丸山鉱泉と云う山あいの温泉に入って、誰もいない山の谷間の露天風呂も味わった。

昨日の旅はすべて初めての場所を巡る私の新しいアイデアの旅だった。

日常とガラッと一変させる旅は、不連続の人生を想わせる。人生は、不連続の連続か、とか想いながら、今日も日常復帰。

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October 29, 2017

上海ブタ、

昨日、坐禅会の後の住職との懇親の時、最近住職の小学校時代の同窓会があり、小学校時代のあだ名「上海ブタ」と言われたことを爆笑して聴いた。

昨日聴いた法話も吹き飛ぶ話。

昨日は、「善人も悪人も種類が違うのではない。程度が違うだけだ。」と、ヴィゥェーカナンダ師の言葉を聴いた。ならば私のギャグ脳は反応して想う。

バカと利口は、種類が違うのではない。程度が違うだけだ。

上海ブタと住職は種類が違うのではない。程度が違うだけだ。(破門ギャグか?)

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October 28, 2017

大学祭の季節、

今日明日は、地元の神奈川大学の文化祭、「神大フェスタ」、11末は慶応大学の三田祭、私は毎年行っている。数年前は東京農大の文化祭にも行ってみた。

何がいいのかと想うと、ジャズのライブ演奏や、お笑いライブ、それに若者たちのエネルギーを感じること。それに、自分がふうーっと、大学時代の気分に浸れること。

研究レポートもテーマを見て、購入することもある。

ステージでの激しいストレートダンスなどは、圧倒される。

秋も深まった頃、大学祭は、私のフラリと行きたくなる観光コース。

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October 27, 2017

劣っていることがリーダーの条件、

先日、会社帰りの娘との夕食の時、私が何気なく話した松下幸之助の言葉を、娘は、特に関心を持って、松下幸之助の本についてメールで聞いて来た。

私も、衝撃を受けた松下幸之助の哲学。

人は劣っていなければ、人の話を真剣に聴いたり、人を尊敬したりできない。

優秀な人は、人より偉いと想って傲慢になる。人の話をよく聞かず、人を大切に扱わなくなる。とてもリーダーにはなれない。

人は、劣ってなければ、リーダーになれないと云う。松下幸之助が論語から学んだことだと、約20年前に知って衝撃を受けた。優秀でなくても好い安心感の素晴らしさ。

私の衝撃が、私の娘に伝わった。

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October 26, 2017

銀座の長崎センタービル、茶碗蒸しの「吉宗」

昨日、娘との会社帰りの食事に選んだのは、銀座7丁目の長崎センタービルの茶碗蒸しの「吉宗」。

どんぶりの茶碗蒸しが有名な店、姉と長崎の本店で、初めてそのデカイ茶碗蒸しを食べて以来、「吉宗」のファンになった。

長崎出身の母は、茶碗蒸しも得意だった。

東京で長崎の雰囲気を味わうには、「吉宗」が好い。

長崎は、私にとって特別な場所。

母の故郷は、私の故郷。いつか、娘にも紹介したかった店。

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October 25, 2017

ビートたけしの政治ギャグ、

昨日、たけしの衆議院選挙のギャグネタに笑った。

民進党から希望の党に移った連中は、泥舟から泥舟へ、そして沈みそうになったらまた、泥舟に帰りそうとか、

間抜けなことばかりしている野党だから、自民党に入れるしかない。同じダメでも、自民党は、「歴史あるダメ」だから、自民党の方がよかった。

立憲民主党も、管直人とか、かつての総理経験者を入れたら、いかん。それで失敗してるんだから。

なるほど、痛快なギャグネタに、ギャグ好きの私も脱帽。

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October 24, 2017

観光情報のアンテナ、秩父、

今週末の日曜日、秩父で農村歌舞伎の予定を知った。これは、私の初めての、現地での農村歌舞伎になる。先日、秩父の棚田を見に行った時に知った情報。

秩父は、1884年、貧しい農民が困民党を作り、明治政府に反乱を起こした事件(秩父事件)の場所。秩父の田舎道で、神社を見ると、当時、これらの神社の境内に、蜂起した農民が集まったのかなぁ、と想いながら歩いた。

秩父には、武甲温泉と云う温泉センターもあり、11月9日には、一日中芸能大会があるとポスターに書いてあった。田舎のおじちゃん、おばちゃんの踊りや歌、地元の芸能など、面白そう。

今週末、秩父の隣の横瀬町の農協裏の広場では、祭りがあり、文楽も演じられると云う。

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October 23, 2017

台風接近の日、ハンドベル・コンサート、

昨日、小田原の妹の誘いで、中目黒で、妹の友達のハンドベル・コンサートと云う音楽イベントに参加した。(ハンドベル・鈴を振る演奏)

仲のいい妹との時間、私はいつも冗談ばかり云って妹を笑わせる。

ハンドベルは初めて聴いたが、清らかな透き通るような音色が、何かデズニーの世界を想い出したりした。

妹は、夕方にコンサートが終わるとすぐ、台風対策に新幹線で小田原に帰って行った。

私も、夕方5時過ぎには帰宅。雨戸を締めきった部屋で、台風が通過するのを待った。衆議院選挙の選挙速報は、与党の大勝を伝えていた。

雨戸を締めきって、過ごす時間も、何か、新鮮な体験に想えた。

今朝、まだ、台風の影響の中、通勤のタイミングを考える。

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October 22, 2017

小田原・箱根ガイド協会例会、綱島坐禅会、白楽商店街祭り、

台風接近はしているが、まだ関東への影響は今夜なので、昨日は、予定通りのマグロ型回遊日程の一日を送った。

朝10時からの小田原のガイド協会の定例会に出席、小田原の観光の促進アイデアをあれこれ話し合った。観光は、観光資源の見直しもさることながら、SNS.Fabe Book インスタグラムなどのメディア戦略が大事だという意見に納得。京都、鎌倉、箱根などは、もう宣伝が要らないくらいの知名度、集客力があることを、その背景を考えてみた。

小田原の魅力は私にとっては干物、あるメンバーが、英語で干物は、「魚のミイラ」と云って、私はギャグネタにメモも。

夕方には、綱島で、坐禅会。その後、自分の法との出会いと、人生への安らぎの根源を想った。

夜は、地元の白楽商店街の「ドッキリ闇市」と云うイベント散策。ジャズ、ロックバンド、フラメンコ、フラダンスなども。「ザルは要りませんか?」と云う声に呼び止められて、最近閉店した銭湯の不要品の販売コーナーで、ザルなどを買った。ザルの使い道は、ギャグの小道具、自らを笑う。

そんな、昨日の私の回遊。

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October 21, 2017

五感六識において、今ここが最高の幸せと不幸、

思えば、五感六識においては、今ここの感覚の素晴らしさが、いかに、すごいかと感じた。視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚で、日々の人生を感じること、大自然を感じること、これは、やはり、すごいこと。

不幸においても、幸せと同じこと。

過去も未来も、今ここに比べたら、平面的で一面的で、五感六識で感じる素晴らしさと比べたら、比べようもない。

五感六識の運転をやめるのが、解脱と云う。五感六識から離れて行くことの修行を想う。

そして、修行と、五感六識の世界の両方の世界の素晴らしさを想う。

五感六識の今ここと、五感六識を相手にしない世界のこと、共に、人生を彩る。

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October 20, 2017

奈良のシカを怖がられて、笑い

昨日、奈良公園のシカが見たいと云うアラブ人友人達(若い夫婦と奥さんの姉)を東大寺に案内した。沢山のシカが集まって来て歓迎すると、写真を撮るまでは、よかったが、やがてアラブ人女性2人は、シカ達を怖がった。

私が、シカ煎餅を買って、シカ達に与えると、シカ達の執拗なつきまといにアラブ人達は、もうシカ達を避けて歩く始末。私も、買ったシカ煎餅が、殆ど余る事態に。私は、もったいないので、自分がシカ煎餅をかじってみた。案外美味しかった。(笑)

京都フォーシーズンズホテルでの昼食、銀閣寺の後、賀茂川の河原を三条から四条まで歩いた。彼らは、河原を歩くのがとても楽しかったようだ。雨も殆ど止み、傘は要らなかった。

アラブ人達の反応を見るのが、また面白い奈良と京都の旅だった。

京都は、人口が150万人で、年間の観光客は、5000万人。タクシーは、8500台とか、タクシーの運転手さん情報。

いつも、旅は、何か新しい体験や知識を与えてくれる。

今日は、また通常の会社生活に戻る。私にとって、ちょうど好いコンビネーション。

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October 19, 2017

今日は、日帰り奈良京都、

今日は、朝暗い内から出かけ、朝0700東京発の新幹線で、来日中のアラブ人友人3人を連れて京都へ。京都から一気に奈良へ向かい朝10時には、大和西大寺駅に着く。唐招提寺、東大寺を効率よく周り、奈良公園のシカにも挨拶して、1330には、京都フォーシーズンズホテルでランチ。

ランチの後は、銀閣寺と先斗町辺りを少し散策し、1830の新幹線で東京へ帰る。このスケジュールをスムーズにこなすのが私の役目。

今までのひとり旅の経験が、こんな時にも活きる。

去年も一緒に旅した気の合う3人だし、私も楽しい旅。

今日も、アラブからのゲスト達にとって、人生の楽しい想い出の旅になるごとを願う。私は、その旅の最高の演出をする。雨が降ったら「雨に濡れても」でも、口ずさみながら。

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October 18, 2017

シンガポールのトレーダー友人と銀座久兵衛、

シンガポール在住のガスのトレーダーの長年の親しい友人が昨日来日し、早速、夕食に誘われ、銀座久兵衛(寿司)に初めて行った。

彼自身が行きたかった店らしく、自分で予約していた。店の寿司職人の今田洋輔さんは、最近のウォールストリートジャーナル(8月13日号)でも紹介されたと云う。

数日前に友人からのメールで、思い掛けず、そんな店に行けてラッキーだった。持つべきものは、友人かと改めて感謝。

帰りに、私は、お得意の銀座路地裏の神社やネズミが出て来そうなビルの谷間の道を案内、彼も私のユニークな観光案内にビックリ。

海外からの友人ビジネスマンが来日し、会食に誘われることは、自分が現役であることを再認識させてくれ嬉しく想う。話題は、ジョークや観光、時に哲学、付け足しにエネルギー、結構趣味と仕事の境目が薄れで来つつあるように想う。

これからは、益々観光に傾斜していきそうな人生。「観光とは、光を観ること」、これは私の人生哲学。

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October 17, 2017

小雨の中、山里、棚田を往く

昨日は年休を取り、趣味のぶらりひとり旅、念願の棚田を見に、秩父の山里へ。

東横線と東武も西武も乗り入れて、ホームを変わることなく、小手指、飯能を経由して西武秩父の隣の横瀬と云う小さな駅に降り立った。駅の売店には、クマよけの鈴も売られていた。目当ての棚田まで、山里を歩いて、20分、小雨の中、静かな棚田を鑑賞した。

一日中、誰にも知り合いに会うことなく、ひとり知らない町を歩いてみると、哲学者になれる。

私は、何者なのか?、若いのか?年寄りなのか?

昨日、人と会話したのは、山里を歩くおばさんとの「こんにちは」と、駅の売店のおばさんだけ。

秩父は、もうすぐ、村歌舞伎の時期。

今日は、朝から都内のホテルで開催のセミナーに出てから会社へ。ちょっとした、異次元の世界から復帰。

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October 16, 2017

人生が絵葉書の中へ、日光の紅葉、

一昨日の深夜、東武浅草駅から日光の紅葉を観る特別夜行列車が出て、私と親しいアラブ人は、まるで銀河鉄道に乗るような旅をした。

夜行列車は、大学受験の上京や、何とも云えない人生の郷愁を想い出させた。日光には、深夜の0216に着き列車の中でそのまま仮眠、東武日光駅から奥日光へのバスが0400に出発。終点の日光湯元へ、まだ真っ暗な0500過ぎに到着した。

私とアラブ人は、旅館のロビーで夜明けまで待機していたら、親切に畳の応接室に休憩させてくれた。湯元の旅館のそばは、湯の湖、夜が明けたばかりの紅葉に囲まれて、立ち上るモヤの中に現れて来る湖、アラブ人は、ピースオブヘブンと呟いた。天国の安らぎ。30代のアラブ人に取って、初めて観る日本の紅葉の絶景、私に取っても、初めて観るような絵葉書のような光景だった。

次にバスで龍頭の滝を訪れたら、また、滝と紅葉の絶景も、アラブ人も私も、その美にため息が出た。

気の合うアラブ人とは、まるで長年の親友のように、時折ジョークを云いながら、絵葉書の中のような想い出の旅になった。

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October 15, 2017

「生きて今あるは、」、法話、

昨日の住職の法話は、久しぶりだった。

「生きて今あるは」「このことを知るためなり」「このことを歓ぶためなり」

住職が、住職の師の原田湛玄老師に云われて来た言葉。

親鸞上人の言葉「阿弥陀仏は、自然の用を知らせん料なり」(阿弥陀仏さえも自然の働きを知らせる方便に過ぎない。と云う意味に驚く)

ダンマ(神・真理)とは、「あたかも太陽が虚空を照らすが如し」

ただ、ただ、すごい憧れの世界。

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October 14, 2017

現場の先輩を囲む会、

私が石油会社の根岸の製油所で働いていた若い時、職場に大教育係の先輩がいた。毎年配属されて来る大卒の新入社員を製油所で長年異動せずに、先輩社員として教育する立場だった。

高校を出て会社に入り、夜間で大学を卒業した、たたき上げの実力ある先輩社員だった。毎年配属されて来る慶応や早稲田、東大や京大卒の新入社員が現場の製油所の輸入係に配属され、輸入業務を学んだ。

私は、新潟の製油所の勤労課と云うエリートコースが肌に合わず、新入社員の3年の後、この先輩の元に転勤して来た。会社が、俄然と楽しくなって、輸入船の船上の打ち合わせや輸入税関手続き、酒も先輩とよく飲み、はちゃめちゃの時もあったが、楽しい現場時代たった。

先輩は、飲むと学歴コンプレックスが爆発、大卒の後輩達に、「バシッとやれ」と背中を叩いた。先輩は、朝は、ピシッと出勤し、夜は、いつも酒でよれよれになって帰った。電車で世田谷まで帰るのが危なくて、一緒に飲んだ後輩の我々がタクシーで家まで送って泊まったり、奥さんは、できた人で、翌朝の朝食も食べさせてもらって会社へ行った。

そんな先輩を、歴代の後輩達で同窓会をやろうと私が先月呼びかけて集まった有志が10人、昨日は、横浜みなとみらいで盛り上がった。

私にとって、会社の歴代の社長達よりも、この先輩を尊敬し、偉いと想う。酒を飲むと、憎めない可愛いらしさが、人間力だった。今でも同じ気持ちで、先輩の生徒達は飲んだ。

昨日は、奥さんも招待し、安心して先輩を見送った。最高の根岸製油所○○先輩スクールOB会だった。

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October 13, 2017

日光の紅葉、奈良のシカ、

アラブ人達との観光計画が、いつの間にか、私の観光への関わりが深まって行く。

週末は、若いアラブ人男性を連れて、夜行列車で紅葉の日光へ。アラブ人にとって、日本の紅葉の圧巻を見せる楽しみ。東武鉄道が14日から3日間、紅葉特別夜行列車を出す。私も、日光の紅葉は初めて。

来週は、アラブ人友人達が来日、3人を連れて、東京から日帰り奈良京都の旅、今回は、アラブ人の希望は東大寺、唐招提寺、奈良公園のシカ達、京都フォーシーズンホテルのテラスランチ、銀閣寺。

私の観光業へのプロ意識が高まって行く。

そして、旅と人は、小さな驚きに満ちて、私に人生のメッセージを送る。

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October 12, 2017

パソコン、携帯、データ消失リスクからの学び、

先月末、会社のパソコンの修理の時、過去のメールやデータがすっかり消失した。大変だが、何とか対処している。小さいながら、災害とは、そう云うもの。

困る自分と、あれこれ対応策に頭を使うことも、新鮮な体験。人生では、突然失うものもある。事故も病気も災害も、心の中で疑似体験してみる。

数日前は何と、同窓会二次会で、携帯電話を一時忘れて帰る失態を犯した。携帯の紛失は、また格段に困る。携帯はすぐ見つかってホッとしたが、それでも、人生で何か突然失うことを想像することは大事なことだと想った。

いろんなことは、起きてしまったら、しようがない。どう対処するのかの切り替えと覚悟が大事。

100才の医師、日野原重明先生は亡くなる前に、「人はオロオロした時に、本当の自分が見えてくる」とおっしゃった。

私は、オロオロした時のことを想像してみる。良寛和尚の言葉も浮かんで来る。

そうだ、もともと私は、無一物。

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October 11, 2017

85才の現役チアリーダー、

インターネットで、85才のチアリーダー・滝野文恵さん(神奈川)の記事に驚いた。

25才で結婚し、子供2人を授かったが、52才で家出。「このままでは、人生に悔いが残る」と家族を残して、独り暮らしを始め、翌年にアメリカへ留学、帰国後、チアリーダーのグループ(ジャパンポンポン)を立ち上げたと云う。まるでDNAの叫びに導かれるような人生。

63才の時に立ち上げたチアリーダーの会の入会資格は、55才以上、自称容姿端麗。

現在は会員28名、平均年齢は70才を超えているらしい。

彼女の言葉曰く、「生まれ変われるなら、二度と同じことはしたくない。だからと云って、これまでの人生は消したくはない。」

DNAと縁が織り成す人生、85才のチアリーダーのエネルギーの根源を想う。

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October 10, 2017

それぞれの同窓生達の人生、

昨日は、初めて大型帆船の帆を張る作業風景を見た。88名の訓練生の指揮を執るのが東京商船大学出身の同期生のキャプテン。いつも静かな彼だが、白い船長服と白い靴が眩しいくらいに似合っていて格好良かった。

快晴のみなとみらいの空の下に映える、全ての帆を広げた日本丸のすがすがしい乙女ぶり、新たな横浜の風景として心に刻まれた。

一昨日の同窓会では、3次会まで、昼から夜遅くまで、それぞれに語り合われた波瀾万丈の人生の場面を想う。

同窓会の直前に入院手術し、同窓会に来れなかった友人に同窓会の集合写真を昨日送ったら、すぐに返事が来た。リハビリ中で、明日退院でき、次回はみんなとお子様ランチで付き合うよと書いてあった。

何となく、会えば、安らぎ励みになる同窓生達。

今回の3連休は、すっかり、同窓生達との人生の旅だった。

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October 09, 2017

同期生達の横浜、日本丸、山下公園、中華街、そして故郷

同郷の同期生達の有志、中学も高校も違っても、この10年いつの間にか集まって来た仲良し達約15人。

毎年、横浜に集い、ただ、談笑して帰って行く。山下公園、元町、みなとみらいの海、ただ、お互いに顔を見せるだけでお互いを励ます。

昨日は、日本丸の船長の同期生が案内する日本丸、そしてワイン。

横浜は、ジャズフェスティバルや赤レンガ倉庫のオクトーバーフェスタの頃、同期生の集まりも人生のお祭り。

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October 08, 2017

フードフェスタとジャズの秋、

昨日は、我ながら祭り一色の一日をプロデュースした。

朝、麻布の西町インターナショナルスクールのフードフェアに行くと、世界各国の屋台が並び、外国人の小さい子供達がはしゃぎ回っていた。体育館では、子供達のフラダンスをやっていた。外国人の小さい女の子の可愛いいこと。しばらく釘付け。

次に訪れたのは、ジャズフェスティバル開催中の横浜。日本大通りの駅に着くと.改札口はもうジャズのメロディー。横浜の山下公園の世界フードフェア、私の大好きなスペインのブイヤベースを食べて満足。

ステージでは、アメリカのジャズバンドのパワフルな演奏に遭遇。トランペットの響きが、氷川丸の港にピッタリ。私の大好きな「枯葉」の演奏も。

その後は、みなとみらいのレンガ倉庫の海岸の広場で、野外シネマ。外で見る映画なんて最高。オクトーバーフェスタ(ドイツビール祭り)のイベントのひとつとのこと。

私はワインを飲みながら、「ソウル、キッチン」(魂のレストラン)と云うドイツの若者たちの映画を、みなとみらいの夜空の下で見た。

気楽に心のままに動き回った一日。そこにも、ここにも小さな驚きがちりばめられて人生はある。

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October 07, 2017

傘寿80才、80才の女の子、「傘寿まり子」

最近、広い世代に人気の漫画に「傘寿まり子」と云うのがあることを知った。

年を取らない部分に着目した人間観察が面白い。

赤ちゃんパンダと年を取ったパンダ、パンダに変わりない。咲いたバラと萎れたバラ、バラに違いない。本来のパンダはどちらとも云えない。本来のバラはどちらとも云えない。

ずうっーと子供時代から変わらない自分がある。

「80才の女の子」、真理探究に通じるような広がりを感じさせる言葉。

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October 06, 2017

新橋の英語カラオケスナック50年の営業に幕、

新橋の会社時代に行きつけだった英語のカラオケスナックが今日で50年の営業に幕を下ろす。

昨日、最後に挨拶に飲みに訪れた。2000年前後に私が時折外国人ゲストを連れて行った時の写真が数枚、店のアルバムに残っていて、記念にもらった。

オーストラリア人の友人は、私も出張で彼が住むアデレードに行き、親しく交流したことを想い出す。

当時私がよく歌ったのは、「ロシアより愛を込めて」、「酒とバラの日々」、「枯葉」など。

店のマスターも奥さんも、大のギャグ好きで、私も盛んにギャグの応酬をした。

昨日も、私にギャグを仕掛けて来て、私は、逆襲した。

頂いた写真は、思いがけない私の、熱血ビジネスマン時代の証拠品となる。

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October 05, 2017

オロオロした時が、自分の観察の絶好の時、

100才の医師、日野原重明先生の、亡くなる直前のインタビューでの言葉が、印象に残った。

「死を直前に、オロオロした自分が、本当の自分ではないか」と感じたと云う新しい発見の言葉だった。

オロオロした自分を観察して、私を眺める世界も必要。

それくらいのことが出来なきゃ、修行して来たとは云えない。

腹が座った時の覚悟なら、私の母は天下一品だった。そんな時にも、母は私を励ます。


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October 04, 2017

年賀状での長年の宿題、懇親会実現、

毎年、年賀状に「今年こそ、一杯飲みたいですね」と書いて何年も会ってなかった先輩達4人と、昨日は、宿題の懇親会が実現した。

仕事上で知り合った業界の親しかった人達、お互いに、懐かしさで、お互いをしげしげと眺めた。

今年の年末に出す年賀状には、もう今年会えた喜びと、また集まり、楽しい会を時々やりたいですねと書きそうな達成感。

今月末は、年賀状の印刷の早割が始まる月。

ひとつ、ひとつ、宿題を片付ける人生。小さくとも、一歩一歩を感じながら今日もある。

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October 03, 2017

新潟、沼垂の朝市のおばちゃんから買った枝豆と梨、

週末の新潟の旅は、沼垂四つ角の町屋を改造したゲストハウスに泊まった。バーで旅する若者たちとも会話が楽しかった。

毎日開かれる朝市まで歩いて5分の距離。滞在した2日とも、朝市に通った。新潟弁で声をかけてくる朝市のおばちゃんたちの声は、優しく、懐かしい。

地元の人達が、朝早くから大根やキュウリ、枝豆、梨、ブドウなどを買って、自転車で帰って行く姿を見る。朝市は、寺の敷地の中、寺の前の製油所は、20年くらい前まで操業していた製油所、当時460人くらい働いていた。私が新入社員時代に過ごした製油所。

今は、製油所前の産業用の線路は、ペンペン草が生えていた。それぞれ、朝市のおばちゃんたちは、変わらない。朝市の、何とも云えない安らぎの中を私は、暫くの間、佇んだ。

東京へ帰る朝、荷物にはなるが梨を2個と枝豆を一袋買った。梨は、おばちゃんが一つおまけしてくれた。

昨日、食べた梨や枝豆は、新潟の朝市をまた脳裏に甦えらせてくれ、うっとりするほと美味しかった。

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October 02, 2017

教育係の私、当時の生徒達からの証言との出会い、

1975年、新潟の製油所の勤労課教育係の私は、約30人の高卒の新入社員の教育係を担当していた。

一昨日、新潟で、当時の新入社員達9人の同期会に参加した時、当時の私の様子を垣間見る証言と出会い、感無量。

5人の女子社員教育には、私が直接講師になり、私がしゃべっていた。当時私がしゃべった内容を、鮮明に記憶している当時の女子社員の想い出話に感激。私は、色々な道でも「守破離」のプロセスの素晴らしさを、女子新入社員に話していたと云う。へぇ、そうだったかなぁと、私の20代の時の心理を想い出して懐かしかった。偉そうに、と笑ってしまう。

男子新入社員達は、会社のアパートで合宿生活をしていたが、タバコを吸っていた証拠を発見した時、私は、同室の4~5人全員を連帯責任にして、ペナルティを課していたと云う。一昨日再会したある後輩は、猛烈に自分は、タバコは吸ってないと私に抗議したが、ダメだったと苦笑していた。

当時の教育係の、20代の私、私を別人のように感じ、私の人生を俯瞰するようであった。

「ひろし」と云う男、母が晩年、私をジッと見て、不思議そうにそう云っていたことも想い出す。


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October 01, 2017

映写会にサプライズ、後輩達の同期会にサプライズ

昨日の「順教尼」の自主映画上映会は、民家を改造した子育て支援センターの一室にシーツをスクリーンにした約20名の小さな上映会だったが、お母さん達や、先日のアンリ神父のお祝い会に出ておられた福祉関係の人達も参加され、大きな感動を与えるイベントとなった。私の大学時代の級友が新潟市の大幹部になっていたが、彼もサプライズ参加をしてくれ私もビックリ仰天。

映画を見ながら、会場で感動で泣いている人達の表情が忘れられない。私もこの映画で、どれだけの教えと安らぎを得たか、つくづくと想いながら、また新たな学びをした。

夜は、私の新潟勤務時代の後輩達の同期会(9人)に、私がサプライズ乱入、みんなビックリ仰天。私を同期の誰かと勘違いし頭をかきむしり、「おさむ」も一番変わったなぁ、すっかり別人だよと云う始末。「バカ、俺は教育係の○○だ」と云うと会場は大爆笑。

私より5才若い彼ら達の同期会、私を同期と間違えてくれたことが可笑しくて仕方ない。

昨日は、幸せのサプライズだらけのなか、新潟の酒に酔った。

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