極端の危険さを想う、
新聞の広告に「好きなことだけして生きなさい」とか云う本が紹介してあったり、極端な価値観や生き方に、大きな不安定さや危険さを感じる。
好きでもないことも、好きでも嫌いでもないこともやることができてこそ、精神が強くなれる。
好きなことと、好きでも嫌いでもないこと、嫌いなことでも、何からでも学ぶ姿勢が無ければ、穏やかな人生とは云えない。
好きなことだけしかやらない人には、他への思いやりがなく、冷たく感じる。
極端な生き方に憧れるのは、精神の未熟さか、若さ故かと想う。
好き嫌いを超えて、事象を観る力こそ、人生の味わい。人生の静かな安らぎ。
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