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June 21, 2017

「事前指示書」、哲学カフェにて、

昨日、新宿の哲学カフェで、九州の若い外科医で東京の大学院大学で勉強中の人に出会った。彼の昨日のテーマは、「事前指示書」(延命治療に対する意思がある内にする意思表示)に対する参加者の反応を聴きたいことだった。

地方自治体で導入(勿論任意の記入)が進んでいるところと、反発する団体の多い地域があるのが実態らしい。現場の医師には、患者の意思に関わりなく、延命治療がなされることへの疑問があることを私は、初めて医師から聴いた。

今は「終活」が、多くの人の関心を引く時代、「事前指示書」 は、「終活」ノートの中の一部ではないかと想った。

死について、患者や家族に向き合う医師が、患者や家族に死の予告をどう伝えるか、どう医療はあるべきか?を、昨日の哲学カフェで私に問いを投げかけた。

ある参加者から、医師として貴方自身の生死観は、と問うことも、素晴らしい対話であった。

「終活」ノートは、より良く生きて行くための安らぎのノートだと想う。

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