哲学カフェで司会体験、
昨日の会社帰り、新宿の哲学カフェに行った。数日前に、主催の横山紘一先生が、急に台湾に出張されるから私に電話で司会を頼まれたので、その司会の役目も果たすべく哲学カフェに出かけた。
12~13名の参加者で、私は、全員参加型の対話を目ざすように、話し易い話題として、「ジーンと(感動)した話」 を各人から短く話てもらうことにした。
お互いに、感動したエピソードを話し合って、そこから何か、新しい人生の刺激を受ければ、対話(ダイアローグ)になる。
単なる挨拶の会話でもなく、論理や知識の勝負の議論討論でもない、お互いの考えを変える力が生じるような「対話」が出来ればと希望しながら、司会を務めた。
結構、それぞれが、自分にとって、感動した話をしてくれたが、坐禅をして鳥の声が聞こえた時とか、新しい料理法を発見した時とか、意外な発言にも、ちょっとした刺激を受けた。
人が何に感動して生きているのか、チラッと垣間見ることは、ちょっとした驚きもあり、人間理解、自他の関係を客観視出来るようにも想えた。
哲学カフェに来て、何か新しい自分の発見があったなら、何かエネルギーが湧いて来るものがあったなら、私は、好い司会者の役割を果たせたと想った。
帰りに、参加者の表情を眺めて、ちょっと、嬉しくもあった。
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