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May 13, 2017

現金書留封筒、仕送りの甘い想い出、

私は、1974年に大学を出て就職した時から、約20年間、郷里の両親に毎月3万円の仕送りを、自分から云い出して続けた。結婚する時も、この送金は、家計と別にすることを条件に結婚した。

昨日、NHKの連続T V小説「ひよこ」 で、集団就職みたいに東京の工場に就職した主人公のみね子が、緑色の縁のあるような現金書留封筒に初給料を入れて母親に送るシーンがあり、私は、突然、懐かしい現金書留封筒を見て、感情がどっと溢れた。

私が、東京の大学に進学する時、私には何も言わずに、自宅の裏山の土地の一部を売って学資とした両親を知っている。

私は、大学を出て、日本石油に入り、最初の赴任地は、新潟で、独身寮に入った。

緑色の縁のある現金書留封筒にお金を入れて、九州の両親に送った時の歓び。家族に役立つことの歓び。

それは甘く切ない想い出、私の人生でとても幸せの想い出であることに気付いた。

親に恩返しのひとつも出来たと云う想い出。

それでも、両親が亡くなっ時、私からの仕送りの大半は、貯金に残していた両親。それがまた泣けたなぁ。

久しぶりに目にした現金書留の想い出。

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