「突然死しないのはどっち」と云う本、
「突然死しないのはどっち」(池谷俊郎著: すばる社)を読んで、印象に残ったことは、次の通り。
1, 突然死の多くは、心筋梗塞や脳卒中で引き起こされる。 突然死を予防する鍵は血管にあり。血管を強くすると、また、美容効果、ダイエット効果、体調改善効果もある。
2、 野菜やおかずを先に食べ、主食(ごはん)は最後にする。 突然死に繋がる動脈硬化を引き起こしやすい栄養素が糖質、糖質とは炭水化物から食物繊維を引いたもの。
3、 調味料は、原則、料理にかけず、小皿に出してからチョンチョンと漬けて食べる。
高血圧防止には塩分6g未満/日。
大さじ一杯(18g)に含まれる塩分は、薄口醤油2.9g、 ウエスタンソース1.5g。
ポンズ醤油1.1g、 トマトケッチャップ0.6g。
4、 肉は、グリル料理か煮こみハンバーグか? → 料理に手間かけるほど、脂質・糖質・塩分が増えて行く。
5、 魚は刺身で、魚フライはダメ。魚刺身は突然死防ぐが、フライになると危険が増す。
6、 ミックスナッツとドライフルーツ、→ ドライフルーツは糖分が多すぎる。
7、 朝のトイレ(男性)、立っての排尿には失神リスク、座った方が安全。
8、 競争心は大きすぎても、小さすぎても、寿命を縮める。
9、 トイレを我慢すると、血圧が上昇。尿意感じたらすぐ行った方が、糖尿病・肥満防止。
10、 お風呂は声出しながらが安全(血圧上がらない)、温度は41℃が好い。
11、 お風呂で寝るのは超危険。眠ったままで水中に没すると思いっきり水を飲む。
12. 就寝前の過剰な水分補給は夜間のトイレ増やし突然死のリスクも、水分補給は、入浴前か朝起きてからが好い。
13、 夜寝る時間を一定にするより、朝起きる時間を一定にする。体内リズムが整い、安眠に繋がる。
14、 運動: 朝は血圧が不安定なので、朝の運動は危険。夕方食後がベスト。
15、 目覚まし時計は、少しづつ音量が大きくなるタイプを使う。
16、 数字や勝敗に拘るスポーツ(ゴルフ、ゲートボールなど)は危険。
17、 女性のシミの量と動脈硬化は明らかな関係。
18、 女性ホルモンが血管の老化を守るが、70才以上になると、女性もリスク高まる。
以上