人生の協奏曲、
昨日は、会社帰りに、至高のフラメンコギタリストと云われるカニサレスの演奏をNHKホールに聴きに行った。
坐禅会に来る方の娘さんが、何と、カニサレスさんの奥さんで、カニサレスさんの演奏は、来日の度に聴きに行くようになった。
アランフェス協奏曲は、私がうっとりする曲。
スペインで生まれた曲だからか、何故か、シルクロードや西アジアやアラブの自然さえも想起させる。
哀愁と、壮大な人生のパノラマの中に放り出される。
アランフェス協奏曲は、悲惨なスペイン内戦の後、作られた。
アランフェス協奏曲を聴きながら、満州の体験を経て生きた両親の人生のシーンを想い浮かべた。そして、私の人生のシーンも。
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