多言語の世界、物理学、榊原陽さんの世界、
多言語交流クラブ、Hippo Family Club は、榊原陽さん(1930-2016)が創設した、世界的な多言語自然習得クラブである。 数年前から、私も気楽に活動に参加して、多言語に触れ、今日から週末は、山中湖へ初めて親父合宿。
面白そうな、お父さん達との交流会。 事前に、榊原陽さんの、著書「ことばと人間」を読む宿題もあり、読んでみたら、大笑いする様な、楽しい勉強だった。
言葉も数式も、無秩序な現象の中に、秩序を発見すること。 例えば、アインシュタインは、相対性原理と云われる一つの数式(ことば)を見つけた。 「エネルギー=質量X光の速度の2乗」と云う数式(ことば)の発見は、赤ん坊の」ように、外界の法則(ことば)の習得の過程と同じだった。
例えば、自然を見に出掛けて行って、「おい、自然さん、お前はこのように、ふるまっているのだろう」と云った途端に、その局面はパッと、開かれて、無秩序に見えていたものが、秩序だって見えて来る。 これが物理学。 ことばの習得と同じ。
訳はわからなくても、先ずは、頭の中に、言葉が一杯で好い。 それから、赤ん坊は法則を発見して行く。 あるとき、子供に、「パパ会社へ行っちゃうよ」って云ったら、「おお、そうか、たっしゃでな」とちっちゃい子供に云われて、どこで、そんな言葉を覚えたんだろうとか大笑いしたエピソードも書かれていた。
多言語の自然習得、まったくハドールは高くないと実感する。
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