国境の旅に惹かれて、
数年前、稚内・利尻・礼文を訪ねた。根室・知床も。そこで、樺太やアイヌ、オロッコのことを肌で感じる体験が新鮮だった。
その後、壱岐・対馬を旅して、蒙古襲来の歴史と朝鮮半島の近さを肌で感じた。
今年は、来週の九州帰省に合わせて、沖縄・石垣島を訪ねることにした。石垣島は台湾の横にある。
明治維新の頃、沖縄はまだ、清朝と日本に並行して朝貢していた独立国。
初めて訪れる旅は、新たな自分が生まれること。
旅と人は、いつも驚きをもたらしてくれる。
旅は、生きていることの実感や、生きて来たことへの感謝、宇宙に溶けこむ自分に気づかせてくれる。
一人であっても一人ではない。 私は、旅のもたらす優しさを感じる。
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