気を丹田に落とせば首筋が立つ、重力の反動で上がる
丹田は場所ではない、極小無限世界を云う。丹田に気を落として行けば、首筋が立ち、身体に一本筋が通る。天をうかがう上がる力が生まれる。
気は上げてはいけない。気は落として行く力で上がる。
下がることは上がること。
2極を1極と見るのが禅。
幸も不幸も同時に1極に見る力。
2極を味わう力が修行。
坐禅でも太極拳でも、住職が云う「気沈丹田、虚れい頂勁」とは、気を丹田に落としこんで、即ち上がる力を得ること。重力(法)に身を委ねて生きること。人生の達人のこと。
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