故郷の私、溶け込む私、
昨日、新幹線の車窓から郷里に近付くだけで嬉しかった。博多から荒尾行き快速で大牟田に向かう車窓の田園風景や山々はもう、両親が待つ実家に帰る時のような、大学時代を想い出して胸がいっぱいになった。
今年2月から姉が施設に入ったので、今回は実家を継いだ弟の家に泊まった。
久し振りの実家は、懐かしい裏山、あの頃のようにワシワシ蝉が鳴いていた。
弟家族と仏壇で、お経をあげた。両親があげていたお経の声も蘇る。じわっーと、帰って来た自分を想う。
施設の姉を訪ね、いつものようにジョークで笑わせた。やはり兄弟。
郷里に住む友達にも電話。
私の郷里での一日、私は郷里の風景に溶け込む。
Comments