必死になったり、どちらでも好かったり、
必死になることは、時に重要。何かを成し遂げるには、必死になることが重要。その姿は一途で美しくも感じる。周りも応援したくなる。オリンピックを見ればわかる。
だが、成熟とは違う。
人生において目標としたものが一時的な幸せしかもたらさないことが多いのは何故か?
ああすべきだ、こうすべきだと、自分が世界の支配者のように考えていることが、未熟なのだと想う。
自分の好き嫌いとは関わりなく、全ては、あるべくようにある。全てには意味がある、学びの材料なのだ。
オリンピックのレスリングの銀メダルが悲しくて号泣した吉田沙保里選手が、人目もはばからず落胆の表情だったのが、昨日は、笑顔が戻った表情が新聞に出ていた。目標の呪縛が解けて、少し正気に戻ったかなと安堵した。
どちらに転んでも大丈夫の世界を住職は説く。
Comments