「役者やのぉー」、雪国の後輩、
新潟で、新入社員時代、親しく飲み歩いていた後輩の訃報(肺ガン)が昨日届いた。
気が合った彼とは、新潟の雪景色の中、若さに任せて痛快に飲んで、笑っていた時代がすぐ浮かんだ。口癖のように「役者やのぉー」とお互いに云い合ってケラケラ笑っていた。
「いやいや、まいったわね、おめーさん」、新潟弁の懐かしい響き。
この10年、新潟に行くと必ず会っていた後輩。
また、来月、私は、佐渡に転居した従兄弟を訪ねて新潟にも行く計画を立てている矢先の突然の訃報だった。
静かに旅立った彼に、私は、また心の中で「役者やのぉー」と呼びかけた。
彼と出会ったことに感謝し、越後の方を向き合掌した。越後の雪景色を想い出す。
Comments