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August 27, 2016

医学でなく食生活、

今月は面白い本に出会った。

人間の身体も物質的過程であるので、病気の予防は医学でなく、食生活の問題だと云っているところが、面白い。わかりやすい。あなたは、食べ物で出来ていると云っている。

― 「長寿の秘密」(三石巌 著、 祥伝社 黄金文庫) から抜粋 -、

1、 病気の予防は、医学でなく、食生活の問題。

生体を構成する組織も流動する物質も、全ては間断なく新旧交代している。病気は生体の物質過程である。

2、想像力を働かせれば、脳の出力は最高になる。

3 笑ってNK細胞を増やせば、長寿になる。
NK 細胞とは、ナチュラルキラー細胞と云い、ガン細胞やウイルス感染細胞をやっつける。

3、ビタミンCの吸収のカスケード(重なった小さな滝)の理論。
身体に入って来たビタミンCは、段階状に流れ落ちて行く。
例えば、抗ストレスホルモンの合成 → インターフェロンの合成、 → コラーゲンの合成、 → 白内障の予防、 → 頭の回転 → 活性酸素の除去 などの用途などと順番に流れて行く。

ストレスが強いと、それだけにビタミンCが取られて、他の用途に回らなくなる。
だから、ストレスが強い時には、大いにビタミンCを摂る必要がある。

ビタミンCの研究家・ポーリング博士は、ビタミンC の効用には50以上あり、順位は定かではない。

4、犬にはドッグフード、猫にはキャッツフード、人間にも合った食物がある。
猫はドッグフードを与えられると失明すると云う。
(犬は自分でタウリンが作れるのでドッグフードにタウリンは入っていないが、猫にとってタウリンは不可欠アミン酸) 人間も、タウリンは自分で作れなく、犬よりは猫に近い。 → 人間に合った”ヒトフード” とは、”アミノ酸群+ビタミン” のこと。

*参考: タウリン=主に魚介、特に貝類(カキなど)やいか、たこ、魚の血合いなどに多く含まれる成分。 以上

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