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August 29, 2016

この身は朽ち果てても、ただ行く、

生と死、ただ行くだけ。

滞りななく、ただ行く。

この身は朽ち果てても、旅を続けて下さい。

今ここ、とは「ただ行く」だけ。

今回の天城坐禅接心の時の住職の言葉。

テクテクテクテク、テクテクテクテクと、光が導く旅を想う。

この身が朽ち果てても、屍を超えて行く悠久の旅。

夏の終わり、道路には、仰向けに大の字に横たわる、蝉の屍が、そのことを教えてくれているようにも感じる。

もう来年に鳴く蝉の声が聞こえてくる。

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