相対世界からの開放、エネルギー体(たい)としての人間、
太極拳の自然な動き、力学的な動きを実演解説しながら、昨日、住職は、生死問題を説かれた。
両手を徐々に開く時、開いている動作の後半には既にもう閉じるエネルギーが発生している宇宙的なエネルギーの体感。手を下げる時に、途中から、もう上げるエネルギーがが発生している。
どこを切っても貴方は統一体のゼロ。
点でしか物を見ない人にはわからない。
生死は絶えず波を繰り返す陰と陽のエネルギーが交差する点に過ぎない。人生もどのポイントもプラス・マイナス一定・統一体のゼロ。
私を人格的に有りと見る人には、エネルギー体(たい)としての自分は見えない。
自分をエネルギー体と見えることは無我性の気付き。
生ぜず滅せずの世界。
私は、ただ宇宙いっぱいに漂うエネルギー体の一部、肉体を超えた、物の背後を見る。
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