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May 31, 2016

カラスの世界、ミミズの世界、そして私、

先日、初めて八景島の海岸をもの想いに耽りながら歩いていたら、後頭部に衝撃。

何とカラスだった。子育て中で気がたっていたのだろうか?、近くの松の木に巣でもあったのだろうか?

怪我するほどの衝撃ではなかったが、人生で初めて味わうカラスからの攻撃。

ぼーっと感傷に耽り歩く私に、何かハッと気付きを与えるような一撃に、寧ろ笑ってしまった。

また昨日は、会社に行く道で沢山のミミズが道路に飛び出して、弱って行く情景に思わず、木の枝で救って一匹づつ、道路脇の土や空き地に運んでやった。約10匹くらいで会社に行く時間が5分くらいは遅れた。

ミミズは雨の音を、天敵のモグラが近づいてる音と勘違いしてパニックを起こし逃げ出すことを以前聴いた。

私はカラスには侵略者に見え、ミミズには救済者であった。

私が気づかない、それぞれの生き物の世界がある。そこに私が時々迷い込んでいる。私の知らない世界が、圧倒的で、新鮮で、そして愛おしい。

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May 30, 2016

浜川崎散策と、平和講演、

昨日は、午前中、今まで気になっていたJR浜川崎線に初めて乗ってみたく、尻手駅~浜川崎~扇町~鶴見と工場地帯だが何か優しい小さな旅を体験した。

浜川崎駅で降りたら製鉄所の構内でふれあい祭りと云うイベントをやっていて、製鉄所の構内にも入れた。

昭和と云う名前の駅では、駅のベンチの上で野良猫が3匹寝そべっていた。私も大学卒業後すぐ新潟で初めて工場勤務した時の、あの頃の世界がいっぱいに広がっていた。

午後は横浜で平和のための戦争展で、初めてジェームズ三木さん(81才)の講演を聴いた。彼の人生観に、思いがけないほどの沢山の好い刺激や気付きを戴いた。

国家Nationと政府Govermentは違う。国家には国民が入っている。戦争は政府が起こすもの。

太平洋戦争で日本人は軍人240万人、民間人70万人、合計310万人が死んだと云う。一方、中国やアジアで2000万人が死んだと云う。

初めて訪れる場所、初めて会う人の言葉で、私は人生の街道を行く。


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May 29, 2016

驚きに浸る休日、人も場所も、

昨日は午前中に初めて平和島そばにある東京港野鳥公園に行って見て、余りの自然の安らぎの光景に、今まで知らなかった自分を恥じる想いだった。

午後は三池高校の大同窓会が市ヶ谷アルカディアであり、思いがけず45年振りの友にも会った。そしてすぐ、お互いに何ごともなかったかのように談笑する不思議さ。

親しかった友の弟だと名乗られて、顔をしげしげと眺めて友の顔がダブって見えた時の感動など。

来週はアブダビから20年振りくらいの再会になるアラブ人が来日する。

行く場所、会う人、驚きに散りばめられて、昨日とは、もう別人になるような体験。

私は、幸せになれる驚きがどこにあるか、いつもアンテナを張って生きている生物かと想う。

宇宙の全存在を一体と想えるような驚きは、神への気付き。驚きは、私にとっては堂々たる修行。心地よい修行。

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May 28, 2016

オバマ大統領広島スピーチ、

昨日はオバマ大統領の広島訪問の歴史的スピーチを聴き、余りの感動に、魂を揺さぶられた。

広島長崎を人類の道徳の目覚めの地として知られる未来を目指すとオバマ大統領は言った。

自作の折り鶴を持参したと云う。

彼が被爆者を抱きしめる姿は、私は、母に感じた優しさを想い出した。

今日の新聞にその写真とスピーチ全文が載っていた。私は今後時折見たくなると想う。

私は2016年の5月27日を忘れない。

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May 27, 2016

血管を強くする食事、

今月は、血管の病気を防ぐ対策の勉強をした。

最近体調を崩し、その後回復はしたが、私を心配させた弟も、これを機会に食生活の大事さに気付いて欲しいと想う。

―「血管を強くして突然死を防ぐ」(池谷俊郎著、すばる舎)から抜粋-

1、動脈硬化を呼び寄せる”ARF4+α”(アテローム硬化の危険因子:Atherosclerosis Risk Factor )
アテローム:皮膚の下にできた袋の中に老廃物がたまりしこりとなった良性腫瘍

(1) 喫煙、(2)高血圧、(3)脂質代謝異常、(4)高血糖、(追加項目)肥満・メタボ。
上記のRisk 3つで 動脈硬化リスクは3 X 3 X 3 = 27倍になる。


2、 n-3 系脂肪酸(αリノレン酸)の重要性、

脂肪酸 ⇒ 飽和脂肪酸(陸生動物、ヤシ油)と、不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸 ⇒ 多価不飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)、

多価不飽和脂肪酸 ⇒ n-3 系脂肪酸(αリノレン酸)、(魚油、アマニ油、エゴマ油、シソ油)と、n-6系脂肪酸(リノール酸)、(大豆油、紅花油、コーン油、ヒマワリ油、)

n-3系の油には、心筋梗塞など大きな血管事故を防ぐ効果有り。
n-3系の油は体内に摂りこまれると、EPAやDHAに変換される。

魚介類には、最初からEPAやDHAの形で含まれている。
EPAは、血栓予防、炎症抑制、脂質代謝改善、血管の弾力性向上など効果。

殆ど野菜を食べないイヌイットに心臓病少ないのは、このEPA摂取の効果と云われる。
(イヌイットは生肉、生魚しか食べないが、糖質制限のお陰と云う説もある)

3、 野菜はいつでもたっぷり食べる。
野菜のカリウムが血圧を下げ、血管力を高める。
野菜に含まれる水溶性植物繊維が、血圧を下げ、肥満を防ぐ。以上。  

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May 26, 2016

和文タイピストと云う言葉の響き、

昨日のNHKの朝のドラマ(とと姉ちゃん)の中で、主人公の常子が和文タイピストになろうと2773文字を紙に書き写して練習するシーンがあった。

母が若い頃、和文タイピストとして働いていたことを想い出し、ワッーと感動が走った。

こんなことを母はしていたんただと、和文タイピストと云う職業を愛おしく眺めた。

長崎の漁村から家出して満州ハルピンに渡り、OLとして働いていた母は、和文タイピストだった。

和文タイピストは、私の母の逞しい生き方の象徴のようにも想えた。


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May 25, 2016

苦からの解放、意外な結末、

苦からの解放、人間が道を求める入口となる。

人は生老病死からの解放を求める。

今朝の私は、苦からの解放は苦を取り除くのではなく、相手にせず邪魔にもせずの対応だと見つけた。

相手にせず邪魔にもせずは、住職から何度も聴いて来た言葉。

苦に対して、対決姿勢があるから益々戦いが激しくなる。

苦は相手にせず邪魔にもしなかったらサラサラと、川の流れのように流れて行く。

苦からの解放を求める心から、苦も、人生と云う旅の旅らしいの何げない味わい深い風景となる。

そのような旅の風景があってこそ、旅が成り立つ。旅のシナリオは、神が決めるもの。

私はただ、車窓の景色のように、何げない旅の景色を味わう。

サラサラ流れる川を眺める時のように、ぼんやりと川面のみずみずしさを眺める。


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May 24, 2016

外の世界の惑わし、

外の世界に惑わされる段階から、外の世界に惑わされない世界にどれだけ入っていけるかが、人生に於いて問われていると想う。

私は、闇を論じて生きるか、光を論じて生きるかが問われている。

私が光に近づいているかいないかは、私の心の惑わされる度合いでわかる。

惑わされながら、それは私が必ず経なければならない試練と捉え、学びと捉えれば好い。

外の世界は惑わされるのではなく、私の好奇心の対象ぐらいであって欲しい。

私が私を探検するように生きる。光に励まされながら。

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May 23, 2016

人生の終まい方、

昨日の夜、TVで「人生の終まい方」と云う番組をやっていた。

あの世から舞い戻って来たような一日一日の大切さを想った。

この世に忘れものを取りに帰って来たような一日を送りたいと想った。

縁のあった人達へは、ただ感謝を伝える。

私が生きる姿が、誰かの励ましになれば、素晴らしい。私は、今でも両親の生きる姿に励ましを受けている。両親と共に生きてることと同じ。

両親は神へと通じる道を照らす。

全てが生まれ変わった日が毎日始まっている。

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May 22, 2016

神の答えに恥入る、

ヴィヴェーカナンダ師の師であるラーマクリシュナは、病気で食べれなくなって、日頃拝むカーリー神に、食べれるようになるために頼んだら、カーリー神曰わく、

「他人の口を借りて食べているではないか」、と云われた逸話を昨日、住職から聴いた。

ラーマクリシュナは恥入ったと云う。

私から離れ、私が他へ広がることを修行と云う。

私も、恥入ることばかりに、気付かされ、叱咤される。

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May 21, 2016

今朝は宮沢賢治の世界、

数日前に買った宮沢賢治の特集雑誌を見る。

父上様・母上様、
ご恩はきっと次の生、又その次の生で、ご恩に報じいたしたいと、それのみを念願いたします。

苦痛を享楽できる人は本当の詩人です。

いちばんの幸い、
ああそうです。ただいちばんの幸いに至るために、色々な哀しみも、みんな思し召しです。

宮沢賢治の銀河鉄道に乗って、車窓の景色を見るように、今日と云う世界が幕を開ける。

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May 20, 2016

温かくなるニュース、難民に寛容、中国人1位、

国際アムネスティインターナショナルが最近調査した27カ国の国民を対象にした難民受け入れに関する調査結果に驚いた。

自宅に受け入れOKが46%で中国が1位だったと云う。2位がドイツ、日本は調査対象に選ばれていなかった。

私の父親が満州から引き揚げの逃避行の時、袁さんと云う行商人の人が家に泊めて助けてくれた話を想い出した。

尖閣列島の存在さえ知らずたた黙々と農村で生きている優しい素朴な中国人も何億人もいることを想像し、とても安らぐニュースだった。

中国人は行儀が悪いと云われるが、こうすべき、ああすべきと云う規律を意識しすぎの国民性では、異質な人に寛容ではいられない。多分、中国人は優しさが一杯の誇り高い
国民も沢山いると思えるニュースだった。

今日も私が無知であったことに気付き、心地よい驚きであった。


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May 19, 2016

好奇心と学び、

毎日、朝は好奇心に導かれ起き、昼間活動し、夜は一日を振り返り学び、眠りに就く。

そんなリズムは心地よい。

毎日の新しさを感じていたい。

楽しい予定は、子供の頃は、もういくつ寝ると、と数えて待ち遠しく想っていた。

どこかに行けること、誰かに会えること、待ち遠しく想えることがあることは日々を輝かせる。

毎日やるべき作業があってもへいちゃらに想える。

好奇心は、無知への気付き、学びは、安らぎへの道。

今日も新しい一日が始まる。

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May 18, 2016

79才の現役ビジネスマン、

先日、レバノン人の友人家族とアブダビ繋がりの交流会をした時に声をかけた人は、何と79才の現役バリバリのビジネスマンだった。

時折の海外出張もしておられ、会話も楽しく、全く驚きであった。

元気だったら、高齢化社会も恐くないと想った。

一生現役で、何か自分に合った仕事をしながら、時折の旅や友人達との交流、社会への貢献、そんな生き方を私も目指したいと想った。

そのために心と身体を鍛錬し磨き続けて行く人生。

今日も人生の街道を行く。

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May 17, 2016

兄弟で会社帰りの一杯、

昨日、会社帰り、九州から東京に単身赴任の弟と品川で待ち合わせて会食した。

最近、体調を壊していたが、少しは酒も飲めるように回復して好かった。

これからは、もっと健康に関心を持ち健康管理の実践をするように促した。

弟ももうすぐ2人目の女の子を大学を卒業させて2人の子供の子育てが終わる。

兄弟であり、また私は娘を見る時のような親のような気持ちで、弟に接する。

静かに、兄弟で酒を飲む時間が、何とも言えない安らぎを与えてくれる。

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May 16, 2016

レバノン人の友人と横浜みなとみらい、

昨日は、アブダビ在住のレバノン人の友人家族を横浜みなとみらいに案内した。

朝早く、日本橋のホテルで感激の再会。その後、一緒に電車で横浜みなとみらいへ行き、海と港を見ながら語りあった。彼もジョークが好きで、私に沢山のジョークネタを披露してくれよく笑った。

彼は内戦のレバノンを逃れてアブダビに住んで38年になると云う。豪州シドニーから合流した28才の息子(石油エンジニア)とも、石油や人生観のことなど話した。

夜は、私の娘や、アブダビ時代の私の友人も合流して、築地でアブダビ交流会のような夕食をした。

レバノン人の友人はヒザを悪くしていて歩くのがちょっと大変そうだったのが、少し心配になった。こうやって一緒にみなとみらいを歩けるのも、貴重なひとときであることを想った。

彼は、沢山のジョークネタのメモをポケットから出して、昔のように私を笑わせてくれた。

私の人生の中で、レバノンと云う国との出会い。


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May 15, 2016

マザーテレサの朝、

昨日、住職からマザーテレサのことを聴いたことが強烈な印象であった。

今朝、インターネットで、マザーテレサの言葉を探した時、飛びこんで来た言葉に、また衝撃。

「導いてくれる人を持ってはいけませ。貴方が人々を導くのです。」

「神は私達に成功して欲しいと思っていません。ただ挑戦することを望んでいるだけです。」

今朝、また元気に生きて行こうと想う。

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May 14, 2016

間に合ったこと、間に合わなかったこと、

忘れられない看護エピソードと云う体験談のことがインターネットに出ていて、衝撃を受けた。

北海道の留萌の病院の末期ガンの男性患者さんは、身寄りがなく、疎遠になっていた娘さんが東京にいた。

そばにいて、何かできないかと、心を砕いた女性の看護士さんが考えたことは、娘さんに電話をかけること。

電話の向こうから聞こえる「お父さん、お父さん」と叫ぶ声を聴いた時、お父さんは亡くなる前に、穏やかに安堵の表情を見せたと云う。

人生は、間に合わなかったことを少しでも少なくするために、日々生きなくてはと想う。

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May 13, 2016

戦争体験を聴く会、東京大空襲の絵画、

先日、東京・溜池山王で開催された戦争体験を聴く会に行った時のこと。

現在は、スカイツリーで賑わう浅草・押上付近の地獄絵のような3枚の絵画を見た。

描いた作者の方の話も直接聴いた。

沖縄の疎開する子供達の船・対馬丸の撃沈事件の遺族・母親達の苦しみの記録なども。

会場に来ていたある中年の女性が、東京大空襲の絵画の前で、大声で安部政権が戦争に向かっているから止めねばならないと騒いでいる姿もあった。

会場にいた人達は皆、戦争を避けることを、心に刻みながら、戦争体験の話しを聴いた。

私の両親の生きた時代のことを、今さらながら、深く心に刻む。


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May 12, 2016

執着してよいもの、

今朝、住職の過去の法話のメモを見る。

一切を神と見るなら、執着してもよい。

心が止まることを病と云う。

今朝横浜は、清々しい朝、小鳥の声を聴きながら、朝日を浴びる。

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May 11, 2016

人生で一番の幸せの瞬間、文芸春秋6月号、

文芸春秋6月号に最近来日したホセムヒカ・ウルグアイ元大統領のインタビュー記事が出ていた。

80才の彼の人生で一番幸せだなと感じた瞬間を問われて、暫く考えた後、

ずっと長い間、収監されていたから、外で雨に打たれると云うことが出来なかった。初めて釈放されて、私は、雨の中を濡れながら歩いた。

やがて、その雨の雫が顔を伝わって口を濡らした時、本当に幸せだと想った。と応えていた。

雨に濡れながら歩くホセムヒカ氏の姿を、私は、心の中に描いた。

雨の雫に秘められた人生の感動。


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May 10, 2016

間違った絆、ブッダの言葉、

ブッダは亡くなる前、悲しむ人々に云ったと云う。

間違った絆があったら駄目だ、法を頼りにしなさい。私が貴方達を導いて来たのではない。私が法に向かったように、貴方も法に向かいなさい。

私が貴方達を導いて来たのなら、悲しむでしょう。

法を灯にして、自らを灯として生きなさいと、ブッダは叱咤する。

余りにも悲しく、そして崇高で、厳しさと優しさが一体となっている。

哀しみは愛だと云う。

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May 09, 2016

紛らわせるもの、

人生で大きな苦に出会った時、紛らわせるものがあればまだ生きて行ける。

紛らわせるものわが作務や祈りなら、解脱への道。

紛らわせるものが旅なら、気分が変わり、生き方、価値観に幅が広がる。

紛らわせるものが娯楽なら、苦しみは拡大する。

もっと大切なものを求めて行くことで、苦からの解放はあると想う。

紛らわせるものは、緊急避難。

苦にあって、苦を紛らわせるものを何に求めているかが、その人の輝きを決めていると私は想う。

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May 08, 2016

坐禅、外の世界も邪魔にせず、

多くの人が、外の世界が気になって坐禅にならないことがある。

音も気になって坐禅にならないことがある。

そんな外の世界や音も、邪魔にせず、取り除こうとせず、共に成仏すればよいと、ある時、住職は気づいたと云う。

自他の対立が無くなった時、自分も消える。

力みの無い坐禅、力みの無い生き方を想う。


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May 07, 2016

オレンジ色の花の雑草、地中海沿岸原産と知る、

最近、道路脇や線路沿い、空き地など至る所に見かけるオレンジ色の花の雑草を、私は森林インストラクターの友人にメールで尋ねたら、親切に詳しく教えてくれた。

名前はナガミヒナゲシ、1961年に世田谷区で発見された外来種、近年全国で目立つようになった。オレンジ色の花がポピーのようで可憐。

地中海沿岸原産の雑草で輸入穀物などに混じって非意図的に日本に入って来たものと想われる。

そんな説明要旨であった。

いつも気になっていた道端のオレンジ色の花、地中海沿岸から来たナガミヒナゲシさんだった。ちょっと近づいた気がする。


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May 06, 2016

連休中の出勤日も新鮮で好い、

連休中の出勤日は、我に返るようで、丁度よい。

自由は不自由があってこそ、輝きを増す。

やらなくてはならない作業はいつも人生には必要。

悠々自適なんて私には、価値がわからない。悠々自適は孤独がつきまとう。

好きなことをして生きて、誰がイザと云う時に助けてくれようか?

不自由なことがあってこそ、やらねばならぬことわがあってこそ人は繋がっていられる。

人生は、不自由も楽しいのだと想う。

連休中の出勤日もピリッとして悪くない。


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May 05, 2016

通りがかりの神様、

昨日の、私の故郷大牟田の延命動物園のTV番組は、動物の生老病死をまざまざと見せてくれる番組だった。

立ち上がれなくなったカンガルーを世話する若い女性飼育員、甘えるカンガルーの委ねる時の安らぎ。

カンガルーの人生の中で最後の数年間で出会った介護してくれる飼育員。

人生の華々しい時期に出会った恩人やお世話になった人、長くお世話になった人などへ意識して感謝することもあるが、人生の最後の頃、優しくしてくれた人は神様になる。それは通りがかりの神様みたいなもの。

人生の中で、通りがかりの神様の存在に気付くことは安らぎ。それは生老病死の苦しみを超える。

自と他が切り離された時にだけ生老病死はある。

私も与える時、人に優しくする時、通りがかりの神様になれる。

人はお互いに通りがかりの神様。

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May 04, 2016

盆栽美術館、秋葉原散策、

今月中旬に来日予定のレバノン人の友人の興味が、盆栽と秋葉原と聞き、昨日は、その事前勉強に充てた。

初めて東京・小岩にある盆栽美術館を訪ねてみると、知らなかった美の世界に触れた気がした。

自然の美を凝縮した、和の美、盆栽を世界遺産登録の運動もあるのだそうだ。

盆栽の手入れの大変さも初めて聞くことばかりだった。

秋葉原も行ってみると、秋葉原も、私が日常知らなかった世界が好い刺激だった。ラジオ会館に、フィギアやプラモデルなど、色々なお宅人気のグッズがあり、日本発のお宅文化を改めて感じた。

外国人の友達の興味が、私に新たな世界を沢山見せてくれて、私も日本を旅しているような気持ちになった。

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May 03, 2016

動物園の介護問題、故郷の延命動物園、5月4日18:10 NHK

昨日、故郷大牟田の延命動物園がTVに出ると云う情報に歓喜。

私も妹も弟も、子供時代に慣れ親しんだ動物園、私の娘も幼児の時、帰省の時、お爺ちゃん、お婆ちゃんと来た動物園。アシカのプールが入口そばにあって、私の一番の想い出の動物。

昨日来た情報曰く、

5月4日(水) 18時10分より NHK総合テレビ にっぽん紀行、「“奇跡の動物園”へようこそ~福岡 大牟田~」
日本最高齢のペリカン、寝たきりのカンガルー。高齢化が進んだ福岡・大牟田市の動物園で、“老いた姿を見せる”新たな挑戦が始まった。お年寄り動物が伝える“命”とは…。

開園75年を迎える大牟田市動物園は、高齢化率が30%超。人気者のゾウやトラが次々と亡くなる中、あえて「お年寄り動物」を売りに客を呼ぼうという、新たな取り組みを始めた。足腰が弱り、うまく歩けなくなった姿や、長生きのための健康診断の様子などを公開。来園者は去年2万人増えた。新米飼育員は、おじいさんカンガルーと向き合う中で成長していく。生きること、老いることの意味を伝える“命の動物園”の日々を見つめる。

私は、興奮して、この情報をすぐ、兄弟姉妹・娘、地元の友人達にも知らせた。

今から、そわそわする想い。


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May 02, 2016

朝、畑の中を歩く楽しみ、

小田原・開成は田園風景が広がる場所。妹の家に行く楽しみのひとつは、いつも朝の畑の中の散歩。

昨日は、タマネギの畑をしげしげと眺めた。色鮮やかな雑草の花々も。農業用水の水路の水の音、空にはひばりの声。

山の形は、故郷の三池山を想い出させる。

私にとっては、世間で人気の海外旅行などにも全然負けない贅沢な旅。

人生にも、このような、質素な中にも豊かな、密かな楽しみを、沢山見つけて行きたい。


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May 01, 2016

ムツゴローさん作戦、

昨日、小田原の妹の娘の子供、2才の女の子は、まだ私とは、2回目の対面だった。やはり、叔父さんの私を見つけると恐がった。

私は、何とか、仲良しになろうと、作戦を開始した。

オットセイの鳴き声を真似して、アオアオアオと云うこと2時間、やっと、自分もアオアオア オと真似して警戒心を緩めて来た。

ついに、徐々に私に近づいて来て、3時間後くらいには、私に抱っこされ、離れてなくなった。

私は、2才の女の子と友達になった。ムツゴローさん作戦成功。

私はアオアオアオと暫く云い続けなければならない。新たな私の面白さ。

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