人生で一番の幸せの瞬間、文芸春秋6月号、
文芸春秋6月号に最近来日したホセムヒカ・ウルグアイ元大統領のインタビュー記事が出ていた。
80才の彼の人生で一番幸せだなと感じた瞬間を問われて、暫く考えた後、
ずっと長い間、収監されていたから、外で雨に打たれると云うことが出来なかった。初めて釈放されて、私は、雨の中を濡れながら歩いた。
やがて、その雨の雫が顔を伝わって口を濡らした時、本当に幸せだと想った。と応えていた。
雨に濡れながら歩くホセムヒカ氏の姿を、私は、心の中に描いた。
雨の雫に秘められた人生の感動。
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