線路脇の花との時間、
毎日通勤する電車の駅のそばの線路脇に可憐なオレンジ色の花を見つけた。
空き地や道端でも、よく雑草の中に可憐な花を見つける。
昨日、不図立ち止まって観察したくなった。何か豊かな気持ちになる。
人は、結局は、そんな瞬間の安らぎを求めていながら、気付くことなく、人生の遠回りをして生きているのではないかと想った。
お金も出世も、結局は、不図した花を愛でる時のような安らぎと云う幸せのために、人はあくせく右往左往しているのではないかと想った。
ならば、遠回りせず、今、私は立ち止まって、線路脇の花を眺めれば好いと想った。
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