門限、点呼、みんないるか?
私が昨日、坐禅合宿を1日遅らせても参加したかった同窓会がある。
私が会社生活最初の赴任地新潟で地元採用の高校卒業したばかりの新入社員約30名の教育係をした時の教え子達が昨日、東京で同窓会をして私もその席に乱入したのだ。
18才の彼らと23才の私の対面。歓声が嬉しかった。
社宅を借りて1軒に6人づつくらい住まわせ、私が監督者、朝6時ランニング、7時会社の独身寮で朝食、8時工場出勤。学生服の彼らを私が連れて歩く姿が新潟にあった。
毎日、門限の10時には各部屋を見回り、みんないるか?と点呼して回った。
部屋で煙草や酒を飲んだ形跡を私が見つけると、何だこれはと云って、その部屋連帯責任で、早朝追加ランニングなど罰を加えていたと云う。
そう云う私も、門限ぎりぎりに酔って帰って来て、♪熱海のよ~る♪とかよく歌っていたとか、すっかり忘れてしまっていた私の青年時代の光景。
私の弟と会って、弟とじゃれ合ってる時のような、何とも言えぬ安らぎがあった。
時代を経て、元気に生きて来たことをお互いを讃え合い、心は新潟の山河の中にあった。
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