玄米や昆布、タマネギの凄さ、
今月は、玄米が肥満を防ぐことや、昆布がコレステロールの排泄に役立つこと、タマネギが血栓を防ぐことなど、学んだ。質素に見える食べ物にも、深い味わいを感じる。食べ物が人生を形作っている。
「健康寿命を延ばす、食べあわせ辞典」(済陽高穂著、講談社)から抜粋-
<肥満対策>
1, 玄米 + 昆布、
カロリー制限だけでなく、脂質の摂取を抑えて、代謝の好い食べあわせを工夫する。玄米の胚芽には、糖質の代謝に必要なビタミンB1やB2が含まれ、肥満防止の主食。 海藻類をたっぷり用いた料理はさらに効果的。 マグネシウムや亜鉛などミネラルが、糖質の代謝を助ける。
2、 切干大根 + ししとう、
切干大根には、ビタミンB1、B2も、代謝を助けるマグネシウムやカリウムも豊富。ししとうがらしに含まれるカプサイシンは、アドレナリンを分泌させて脂肪を燃焼。
<脂質異常対策>
3、 ひじき+ 大豆、
ひじきや昆布のぬめり成分、アルギン酸には、コレステロールを排泄する作用がある。大豆のリノール酸は、動脈硬化を予防、サポニンが脂質の代謝を高める。
4、 アジ + 玉ネギ、
魚のDHAやEPAには血液の中性脂肪を抑え、血液サラサラ効果。タマネギを加えれば、硫化アリルの強い抗酸化力が加わる。血栓防止作用あり。
<高血糖対策>
5、 雑穀+ さやいんげん、
雑穀米・玄米はビタミンB1たっぷり、血糖値を改善する。豆類にも、ビタミンB1、 糖質の代謝の促進をする。
6、 まいたけ + 酢、
糖質ゼロのまいたけ、ナイアシンには糖質の代謝を助ける作用。 酢が細胞のエネルギー代謝を促進。
7、 ひじき+ ホタテ、
ひじき、ワカメも植物繊維の宝庫。 ミネラルが代謝も促進。貝類、イカ・タコに含まれるタウリンも、インスリンの分泌促す効果。 以上
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