バリアフリー温泉の講演会の縁、
先日、立川市の生涯学習事業に携わる同郷の友人の勧めでバリアフリー温泉の講演会を聴く縁があった。
講師は温泉エッセイスト・山崎まゆみさん、最近、バリアフリーの視点で書いた温泉の本を初めて出版、この種の本は初めての企画であったから世間の反響も大きかったと云う。
人は誰しも75才くらいから足腰が不自由になり、外出や旅行などし辛くなると云う。
足腰が不自由な高齢者、車椅子の高齢者が行きたい外出先は、先ず墓参り、それから市内をちょっと巡ること、そして最大の希望は温泉旅行だと云う。
墓参りと温泉旅行か、何となく、わかるような気がする。
老境に入り、身体が不自由になって、初めて気付く境涯がある。墓参りと温泉旅行。
まるで、懺悔と感謝の穏やかな境涯。
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