原発格納容器爆発の恐れがあった2011年3月14日の夜、
一昨日のNHKのTVのドキュメンタリー報道を見て、また東電が昨年5月に公表した資料を読み返し、改めて、2011年3月14日夜、関東を含め日本は原子力災害の壊滅的被害を受ける寸前だったことを悟った。
1号器、3号器は、格納容器の減圧に現場作業員の方々の決死の努力で成功したが、2号器の格納容器の圧力は下がらず、格納容器そのものの爆発で中でメルトダウンした大量の放射性物質が関東一円にも拡散される寸前だった。結果的には、たまたま格納容器下部の圧力抑制室が破損したとみられ、圧力が急に下がり、辛くも最悪の事態は免れた。
誰も経験したことの無い大危機の状況で、連日、現場作業員の方々は決死の覚悟でよく頑張ってくれたと涙が出る。
人類が、自ら冒した危険、誰のせいとか責めるより、これから大きな学びをすればよい。
2011年3月14日の私の日記を読み返し、そんな大危機の中にいたことを改めて想う不思議な感覚。これも私の味わうべき人生。


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