子供食堂のカレーライス、母の幸せ、
西日本新聞2月15日版の記事がインターネットに載っていて、暫く、その情景を思い浮かべた。
12才の女の子、9才の男の子、8才の女の子を持つ、42才の母親の話、 九州のある貧しい母子家庭の家族の話が掲載されていた。
母子家庭の親子4人は、子供食堂の暖簾をくぐった。 「たたで食べられるレストランがあるんだ。 ママも料理作らないでいいから一緒に行こう」と連れだしたと云う。 貧乏だと思われたくないから、子供達をちょっとごまかした。 子供達は、普通のレストランでないことはすぐ気づいたと云う。
それでも、 ミンチカツと梨ののったカレーライスが運ばれると、「すごーい、梨だよ、カレーだよ」と歓声。無言でカレーをかきこむ音、スプーンが皿に当たる音が響いた。 元気な声で「お代わり」。
そばで見ていた母は、いつしか涙ぐんだ。
子供食堂が開かれるのは週に一度、貧しい子供達が空腹を満たす。
日本の子供の6人に1人が貧困にあえいでいると云う。
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