臘八接心(ろうはちせっしん), 臘月(12月)の坐禅、
"臘八接心"とは、釈迦の成道(じょうどう)を記念して、陰暦12月1日から8日の朝まで昼夜、ただひたすら坐禅すること。
シッダルタは、菩提樹の下で黙々とひたすらに坐禅を続けた。12月8日、ついに暁の明星を見て活然と大悟された。
「奇なる哉、奇なる哉、一切衆生皆如来の智慧徳相を具有せり。 只、顛倒妄想の故に知ること能わず」と喝破せられたという。
12月の初旬、そんな神聖な一日一日が刻まれて行く。 全国で多くの人達が坐禅をしていることだろう。
12月初旬の坐禅は特別な坐禅。
自宅の部屋で、夜明け前に一人、静けさの中で坐る時間、人生では、とても大切な時間。
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