よいお年をの響きに、ハッと熱いものが、
昨日は、会社帰りの桜木町駅前で、いつも見かけるビックイシユー(ホームレスの支援雑誌)の販売員の人が道行く人に声を出して宣伝していた。
私が近づくと、私に気づいてくれて、私に深々とお辞儀をしてくれた。「いつもありがとうございます。今日は売れなくて困ってました。」と云って笑顔になった。受け取って帰る時に、私の後ろ姿に「よいお年を」と
云う声がして私の身体に電流が走ったように、熱いものが流れた。
販売員の人はおじさんだが、マッチ売りの少女の物語を想い出した。
駅前のコンビニの店頭では、クリスマスケーキが半額で売られていた。
そんなクリスマスの日の体験が私の人生に灯りを灯す。
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