戦没者記念館、映画「天皇と軍隊」
昨日午後、ガイド協会の勉強会が後楽園の戦没者記念館であり、ついでに戦没者の色々な遺品の展示を見学した。
戦場からの手紙や、家族の写真、千人針、召集礼状など、静かに、私は遺品と対峙する時間を持った。
一昨日、アラブの同窓会で知ったフランスの映画「天皇と軍隊」が、下高井戸の小さな映画館で上映中と知り、これも縁だと、昨日夕方見に行った。
近代日本が外国から見られている視点にあれこれ気づかされた。三島由紀夫の命がけの警鐘も外国人なりの視点で語られていた。
人間社会の業、人生の過酷さ、日本の近代史が、まざまざと私の心の中に迫って来る想いだった。
映画の後、夜、下高井戸から三軒茶屋へ、ゴトゴトと走る世田谷線と云う路面電車で、私は、私は知らない世界へ旅した気分を味わって帰った。全ての縁を感じながら。
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