映画「徘徊」、そしてアランフェス協奏曲
昨日、横浜で映画「徘徊」を見た。84才のママリンを看る娘さんとのドキュメンタリー、
愛する人と言葉が通じない悲しみを、どんなにつらかろうと思いながら見た。愛する人からの罵声を受ける時の悲しみの辛さを想った。
夜は、スペインの国民的ギタリスト・カニサレスさんのコンサートを聴きに錦糸町トリフォニーホールに出掛けた。
新日本フィルとの共演、アランフェス協奏曲の調べに、ジーンとして、広大な大地を旅するような人生を想った。そしてフラメンコには、哀しみから立ち上がるエネルギーも。
哀愁の調べが響き渡る中、生きている今を確かめるような一日だった。
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